2014年 05月 01日
歯磨き粉問題
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歯磨きのときに歯ブラシにつけるペースト状のもの――英語ではそのものズバリ"tooth paste"という――を、どう呼んだらいいのか長年考えてきたのである私は。
最初は粉状の製品だったため、「歯磨き粉」という名前が付いたらしい。
しかし、もうとっくの昔にペーストタイプに変わっている。
粉じゃないものを「歯磨き粉」と呼ぶのはどうも違和感が拭えない。
では、何と呼んだらいいのか――
「歯磨きペースト」では長すぎる。
「トゥースペースト」は言いにくいし覚えにくい。
商品のチューブには「薬用ハミガキ」などと書いてあるが、会話で使うとおかしなことになる。
「ホテルで歯を磨こうとしたら、ハミガキが置いてなかったので、仕方なくハミガキなしで歯磨きをした」と、耳で聞いても訳がわからない。
じゃあ、何て呼んだらいいんだ……
…というこの「歯磨き粉問題」、未だにこれという決定的な答えが出ていないのが現状だ。
そこで私はこう提案したい。
「ハミガキコ」で行きましょうよ、と。
「粉」と漢字で書くから、「粉じゃないのに『歯磨き粉』とはこれ如何に?」と違和感を感じてしまうのである。
カタカナにしてしまえばいいのだ。
タケノコだって、漢字にすれば「竹の子」だが、それを知らない子供だっているだろう。「ゴボウ」や「キャベツ」と同じで、ただ「タケノコ」という、そういう名前なんだと思っているかもしれない。
日本人のどれくらいが「タラコ」を「鱈子」だと意識しているだろうか。
「キノコ」は(木から生える)「木の子」だと分かって使っているだろうか。
「まぶた」が「目(の)蓋」だとか、「ヤモリ」が「家守」だとか、いったいどれだけの人が知っているだろうか。
もともとの語源なぞ、漢字で書かなくなればあっという間に忘れ去られていくものなのである。
だから「歯磨き粉」も、「ハミガキコ」と書いてしまえば、それ以降生まれてくる世代からは"そういう名前のもの"として、特に違和感もなく受け入れてもらえるはずなのである。
これで、長年日本人を悩ませてきた(僕だけ?)「歯磨き粉問題」に、遂に終止符が打てるはず。
私のこの提案、どうでしょうか皆さん!
・・・・・・・・シーーーーン・・・・・・・・・・・・(TдT)
最初は粉状の製品だったため、「歯磨き粉」という名前が付いたらしい。
しかし、もうとっくの昔にペーストタイプに変わっている。
粉じゃないものを「歯磨き粉」と呼ぶのはどうも違和感が拭えない。
では、何と呼んだらいいのか――
「歯磨きペースト」では長すぎる。
「トゥースペースト」は言いにくいし覚えにくい。
商品のチューブには「薬用ハミガキ」などと書いてあるが、会話で使うとおかしなことになる。
「ホテルで歯を磨こうとしたら、ハミガキが置いてなかったので、仕方なくハミガキなしで歯磨きをした」と、耳で聞いても訳がわからない。
じゃあ、何て呼んだらいいんだ……
…というこの「歯磨き粉問題」、未だにこれという決定的な答えが出ていないのが現状だ。
そこで私はこう提案したい。
「ハミガキコ」で行きましょうよ、と。
「粉」と漢字で書くから、「粉じゃないのに『歯磨き粉』とはこれ如何に?」と違和感を感じてしまうのである。
カタカナにしてしまえばいいのだ。
タケノコだって、漢字にすれば「竹の子」だが、それを知らない子供だっているだろう。「ゴボウ」や「キャベツ」と同じで、ただ「タケノコ」という、そういう名前なんだと思っているかもしれない。
日本人のどれくらいが「タラコ」を「鱈子」だと意識しているだろうか。
「キノコ」は(木から生える)「木の子」だと分かって使っているだろうか。
「まぶた」が「目(の)蓋」だとか、「ヤモリ」が「家守」だとか、いったいどれだけの人が知っているだろうか。
もともとの語源なぞ、漢字で書かなくなればあっという間に忘れ去られていくものなのである。
だから「歯磨き粉」も、「ハミガキコ」と書いてしまえば、それ以降生まれてくる世代からは"そういう名前のもの"として、特に違和感もなく受け入れてもらえるはずなのである。
これで、長年日本人を悩ませてきた(僕だけ?)「歯磨き粉問題」に、遂に終止符が打てるはず。
私のこの提案、どうでしょうか皆さん!
・・・・・・・・シーーーーン・・・・・・・・・・・・(TдT)
by wrikk
| 2014-05-01 23:36
| 日記
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